モスクワ旅行記(ビザ申請〜入国)

 今日はいつだったかモスクワに旅行した際の話を書こうと思う。

 なぜ急にモスクワに行こうという話になったかは覚えていない。研究生活に疲れていたのかもしれない。とにかく、仲の良い数人でモスクワに向かうことにした。

 しかし、まず、ロシアに入国するためにはビザが必要である。日本はビザなしで入国できる国が非常に多いらしいが、日本パスポートであってもロシアには通じない。さすが旧?共産国である。

 ロシア大使館のホームページを見ると、観光で数日間滞在するためのビザとして、まず観光ビザがあることがわかる。ただ、この観光ビザ習得するのが非常にめんどくさい。最初はこのビザを申し込もうとしていたが、旅行会社の署名などが必要である。この時点で私はEbookersでチケットを購入し、booking.comでアパートに滞在する予約をもう行っており、通常の旅行会社は全く使っていない。ビザを入手するためだけに旅行会社にお金を支払うことも考えたが、よくホームページを見ると、通過ビザというのがあった!これは3日以内の滞在であれば、ロシアから第三国へのチケットを見せれば、ロシアに入国できる。今となってはなぜか覚えていないが、何が何でもロシアに滞在したいと考えていた我々は、この通過ビザを使って入国することにした!

www.russia-emb.jp

 ビザの申請を行うためには、大使館に行く必要がある。そこで我々は六本木に向かった。大使館は思ったより小さく、大使館にいる客はほとんどがロシア人と胡散臭い感じのする日本人であった。大使館員は確か2人で、ロシア的なゴツイ男性がで来るかと思いきや、細身のインテリな感じの男性であった。手続きは普通に済んだと思う。ビザを受け取るためにはまた一週間後に大使館にくる必要がある。申請から、ビザを受け取るまで、確か一週間程度かかったので、余裕を持ってビザの申請をする必要がある。ただ、どうしても余裕がない場合は、追加のお金を払えば、受け取りまでの期間を若干短縮できたような気もする。ビザの申請の帰りに、東欧美女集団に出くわし、ロシア美女に対する期待が膨らむ。

 申請から一週間後に無事ビザを受け取り、予定通りモスクワに向かった。確かCathey pacificかどこかを使い、どこかを経由してモスクワに向かっと思う。機内の出来事は覚えていないが、衝撃的であったのは、モスクワでの入国審査である。通常の国の入国審査であれば、パスポートを出し、顔を確認し、数秒で入国できる。しかしここはロシアである。いかつい審査官が、パスポートの顔写真と私の顔を見比べること5分。いや、これは体感なので実際はもっと短いかもしれないが。何も言わず非常に冷たい目で見つめられた。さすがロシア。万が一何かトラブルに巻き込まれたら、一生ロシアから出られないのではないかという気がした。

 以上、ここまでがロシアに入国するまでのお話である。次はロシアでの出来事を書こうと思う。入国以降の記事はこちら。

 

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